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2014年4月13日日曜日

もんじゅ、点検記録の不適切修正

 こんにちは、稲田商会です。

 点検漏れの他に、不適切な修正、とのことです。

もんじゅ点検記録の不適切修正、新たに249件(読売新聞)
高速増殖炉もんじゅ(福井県)で1万4000点を超す機器の点検漏れがあった問題で、日本原子力研究開発機構は11日、点検記録の不適切な修正が、新たに249件見つかったと発表した。 
(後略)



 同記事から引用します。

引用、ここから。
(前略) 
 原子力規制委員会が3月に実施した保安検査で指摘したもので、ほかに機器の点検を計画通りに行わなかった例も9件判明した。
(中略)
 同機構によると、従来、点検記録の誤字や日付の修正は、担当者の判断で行っていた。しかし、規制委は、次の点検日などの重要な記録を、担当者レベルで勝手に書き換えられないような仕組みが必要と改善を求めた。同機構は内規を変更し、日付を修正する際は、別の部門が確認する仕組みに改めたと説明している。
引用、ここまで。

 公共性のある大規模な構造物の点検などでは、検証性などを考えると担当者判断などでの変更は望ましく無いのでしょうけれど、実務上そこまでされると困るのではないでしょうか。

 契約に入っている項目は、それに相応する手間を掛けて、それに見合う金額を請求し、契約に入っていない項目は、一切行わないような、アメリカ的な考え方をするなら可能でしょうけれど、日本的な契約したからにはそれに付随する契約項目以外も行って初めて契約が全うされるような考え方では、どんどん大変になってしまいます。

 大体、いつも泣くのは現場です。

 それでは、今回はこのへんで。

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