政府の国土強靱化で「実施計画」作成へ

　こんにちは、稲田商会です。

　計画が決まるとそれによって縛られてくる方が出てくるんですよね。

鉄道耐震化、４年で完了　政府の「強靱化」計画素案（信濃毎日新聞）

　政府は２８日、南海トラフ巨大地震など大規模災害に備える「国土強靱化」の一環で、目標年次を明記した「実施計画」を作成し、進み具合を毎年検証・公表する方針を固めた。 

　被害想定地域の鉄道は２０１７年度までに耐震補強をおおむね完了させ、全国の住宅の耐震化率は２０年に９５％まで引き上げる。 

（後略）

　道路は、鉄道と同程度の時期で耐震化の話になるのでしょうか。
　直轄国道なら可能かもしれませんが、県の管理する国道では難しいでしょうね。

　道路関係では、“老朽化、劣化の点検”が大きな“仕事”として既にあるので、“耐震化”を含めて点検しても、対策工事のお金が時間が足りないでしょう。
　どうしても急ぐとして、「簡易な点検で対象を選別して、一気に対策工事まで進める」向きに考えるようにするのかもしれません。

　私には、「今の政府は景気を上向かせたい思いがあるので、お金を使う方で力を入れることも考えるのではないか」と思われます。
　労働者の立場としては、出来ればお仕事は平準化して出して欲しいものです。

　それでは、今回はこのへんで。