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2014年3月23日日曜日

どぶろくの方が肝臓に良いということ?

 こんにちは、稲田商会です。

 酒粕って、どぶろくから清酒を造る際に濾して残ったものですよね。

酒かす、肝炎予防に効果 月桂冠総合研究所(千葉日報)
酒かすに含まれるタンパク質が、肝硬変や肝臓がんにつながる「非アルコール性脂肪肝炎」の予防に効果があることが、月桂冠総合研究所(京都市)の研究で明らかになった。28日に明治大生田キャンパス(川崎市)で開催の日本農芸化学会大会で成果を発表する。 
(後略)



 記事を良く見てみると“非”アルコール性脂肪肝炎に効果があるとのこと。

アルコール性肝炎と非アルコール脂肪性肝炎(厚生労働省)

このアルコール性と非アルコール性の二つの肝炎の組織像は類似しており、肝臓内の酸化ストレスなど共通の発症メカニズムが研究されています。両者とも進行すると肝硬変や肝臓癌になる人もいます。アルコール性肝炎は、常習飲酒家で大量飲酒後に発症し、救命率の低い重症型アルコール性肝炎もあります。アルコール依存症が背景にある場合はその専門治療が必要です。非アルコール性脂肪性肝炎は、過食・運動不足・肥満・糖尿病・脂質異常症などに伴う脂肪肝を背景として発症します。その頻度は本邦の現状では未だ多くないと思われますが、本邦にはアルコール性肝炎や非アルコール性脂肪性肝炎の頻度を評価した大規模なデータがありません。肥満人口の増加とともに今後後者の増加が予想されます。 
(後略)
どうも、アルコール性肝炎と非アルコール性脂肪性肝炎があって、酒粕がアルコール性肝炎に効果があるという訳ではないようですね。

 これでお酒を気兼ねなく飲めると考えたお酒のみの方、残念でした。

 それでは、今回はこのへんで。

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