ニュースをみていると、こんなものがありました。
効率100%の青色発光有機ELだそうです。
効率100%の青色発光に第3世代有機EL材料で成功
電流を流すと発光する有機物の有機EL(エレクトロルミネッセンス)はディスプレイや照明に広く使われている。次世代の高精細ディスプレイなどに有力視される熱活性化遅延蛍光材料(TADF)で効率100%の青色発光有機EL素子の開発に、九州大学最先端有機光エレクトロニクス研究センター の安達千波矢(あだち・ちはや)教授らが成功した。内閣府最先端研究開発支援プログラム(FIRST)と文部科学省世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)の成果で、3月2日の国際科学誌ネイチャーフォトニクスのオンライン版に発表した。
有機EL素子の青色発光材料はこれまで、蛍光材料(第1世代)とリン光材料(第2世代)がスマートフォンやテレビに利用されてきた。研究グループが取り組む熱活性化遅延蛍光材料はほぼ 100%の効率で光へと変換できることから、第3世代有機 EL として期待されているが、商品化に必要な3原色のうち、青色の発光効率だけは低かった。
(後略)
私は、“有機ELはあまり研究されなくなっていたのだろう”と思っていたところがあったので、有機ELも継続して研究されていることがとても意外に思われました。
携帯端末は、充電が制約条件になっていると思うので、このような技術が早く実用化されてほしいですね。
あと、体温や人間の運動によって発電されるパーツが広範に廉価で普及してくれれば、いいですね。(歩くだけで発電してそのままUSBで機器を充電可能なバッテリー付き中敷き「SolePower」など)
そうすれば、携帯機器をどこでも使用できるようになり、より便利になることでしょう。
ただ、ずっと携帯端末を持つようになると、位置や使用状況をトレースされると大変なことになってしまいます。
私のようなネット依存症にとっては、全ての生活が筒抜けになってしまいそうです。
おお怖い。
それでは、今回はこのへんで。
0 件のコメント:
コメントを投稿