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2015年6月12日金曜日

改正道路交通法成立「認知症患者の運転免許返上」へ

 こんにちは、稲田商会です。

 仕方ないことですが、その後への対策をどうするかでしょうね。

認知症患者の運転免許返上、悩む家族 改正道交法が成立(apital)
2015年6月12日
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 認知症の疑いがある75歳以上の運転免許所有者に医師の診断を義務づけ、発症していたら免許を停止か取り消すことを盛り込んだ改正道路交通法が11日、衆院本会議で可決、成立した。近く公布され2年以内に施行される。認知症の親がいる人や、認知症の人の運転により家族が被害に遭った人らは、悲惨な交通事故がなくなることを願う。 
(後略) 
出典:apital



 認知症の方が自損事故を起こすだけならまだしも、相手を巻き込んでの事故となった際、関係した皆が不幸になると思うのです。
 その意味では今回の法律はいいものだと思います。

 ただ、高齢になって認知症の症状が出てきていても、自動車免許を返上しないというのは、その危険性に目を瞑り、自身への根拠の無い自信がある高齢者ということになりますから、本人の意志で返上をさせるというのはとても難しい事になると思います。
 その意味では、免許を与える警察の側で、厳しく判断し、強制的に取り上げるなどするようにして欲しいところです。

 ただ、田舎のような徒歩ではほとんど行動できないようなところでは、生活自体が破綻する可能性も考えられますから、その後の対策をどのようにするかを考える必要があります。
 たとえば、昨今話題に上ってきている「自律運転自動車」を使って、特定の場所への移動を行えるようにし、その費用を補助するような考え方が出来ないものでしょうか。
 もちろん、乗っている「認知症の疑いのある高齢者」には一切手出しを出来ないようにした上で、ですが。
 あー、はやく自律運転自動車がごく低価格で購入できるようになってくれないものですかねえ。

 それでは、今回はこのへんで。

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