あー、そうなんですねえ、これでは休む理由が一つへってしまいますね。
ギックリ腰になったら動かずにベッドで安静は逆効果! これまでの腰痛治療の常識が変わってきた!!(HEALTH PRESS)
2015.05.21
腰痛で病院に行けば、まずはレントゲンを撮られて、これといった問題が見つからなければ「腰痛症」というあいまいな診断名がつけられることが多い。治療はせいぜい痛み止めを渡されるだけ。ほとんどの場合、「しばらく安静にしてください」と言われてきた。医師の中には、「いつまでも腰痛が治らないのは『仕事が忙しい』などと言い訳して、必要なときに安静にせずにいるせいだ」と言う者もいる。ところが、内臓の病気や感染症など一刻を争う病気がない、原因がはっきりしない「非特異的腰痛」、つまりおおかたの「腰痛持ち」の場合、「レントゲンやMRIなどの画像検査を行うこと」「安静にすること」、そのいずれも「腰痛を悪化させることはあっても、改善には役立たない」という衝撃的な事実が判明した。
(後略)
元記事は連載第7回ということなので、腰痛にお悩みの方は連載の他記事も参考になるかもしれませんね。
それにしても、「椎間板ヘルニアという現象(椎間板が本来の位置からずれている)と腰痛という症状は同じものではない」との話は面白いですね。
異常を訴える人を見て、
椎間板ヘルニア=腰痛
との判断をしていたのが、異常を訴えない人でも椎間板ヘルニアがあることを確認し、
椎間板ヘルニア≠腰痛
との判断になったということですね。
たしかに、異常が発生した状況のみで原因を調べようとすると異常と関連の無い頻度の高い事象を原因と誤って判断してしまう可能性がありますよね。
同様の誤りを犯さないように気を付けたいと思います。
それでは、今回はこのへんで。
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