本当に動いたように見えるんです。
NTT、止まった画像がリアルに動いて見える光投影技術を発表(マイナビニュース)
[2015/02/18]
日本電信電話(NTT)は17日、止まった画像にリアルな動きの印象を与える光投影技術「変幻灯」を発表した。精密な光のパターンを投影することで、絵画や写真などがまるで動いているように見える技術。今後、サイネージやインテリア、エンターテインメント分野などでの活用を見込む。従来、静止物に新しい印象を与える手法としては、プロジェクタを使って対象に映像を投影する「プロジェクションマッピング」が有効だったが、この方法では映像を映し出す視覚効は得られても、対象自体に「動き」の印象を与えることは難しかった。「変幻灯」では、印刷物や3次元の立体物といった止まった対象に、自然な動きを与える技術を実現。人間が自然な動きを知覚する際に働く視覚メカニズムの科学的知見を応用し、炎のゆらめきや、風の印象、人物が生きているような動きなどを絵画や写真に加えられるという。
(後略)
出典:マイナビニュース
原理としては、人間の目の特性として色、形、動きの要素を処理するときに、動きは輪郭部分のモノクロのコントラストで判断し易いことを利用していて、輪郭のモノクロ部分に動きを加えた画像を投影してやると対象の色、形が変化していなくても動いているように見えるようになるものです。
文章で書くととても難しそうに見えますが、元記事のサンプル動画を見て貰うと確かに動いているように見えます。
おお、これは凄い。
ほんと、美術館で色々と試してみたくなりますね。
そうか、これと同じと考えれば、夜に絵が動いたというのは暗くなって影が容易に揺らめくような状況では絵の動きのように目には感じられたからということなんでしょうね。
うん、面白い。
それでは、今回はこのへんで。
0 件のコメント:
コメントを投稿