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2014年9月6日土曜日

トヨタとホンダ、高速道路の自動運転を披露

 こんにちは、稲田商会です。

 一般道よりも高速の方が運転は簡単ですよね。

高速道で自動運転、トヨタとホンダがお披露目へ(読売新聞)
2014年09月06日 11時39分
 トヨタ自動車とホンダは7日から米中西部ミシガン州デトロイトで始まるITS(高度道路交通システム)世界会議に合わせて、高速道路を自動運転する技術をそろって披露する。
 いずれも今後5年前後での実用化を目指しており、高速道路での自動運転という夢の技術は現実味を帯びてきた。
 トヨタは会議を前に、高速道路を時速110キロ・メートルで自動運転できる技術を開発したと発表した。走行速度が従来の時速60キロ・メートルから大幅に向上、高速走行を実現した。また、ハンドル操作などの「自動」と「手動」の切り替えも簡単にできるようにした。5日には報道陣に同地でデモ走行を行う予定で、2010年代後半、向こう5年前後での実用化を目指す。また、ホンダは高速道路でのデモ走行を初めて披露する。同社は20年までの実用化を目指している。 
(後略)



 高速道路が自動運転で流れるようになれば、今よりも時間が正確に把握出来るようになり、物流がやりやすくなると考えられます。
 特に(大型車両の特性を把握しない)一般車両の危険な運転が低減出来ると思います。

 ただ、こういうのは技術的な障壁よりも、法律や倫理的、心理的な障壁の方が大きいと考えられますから、その点での克服をどうするかが問題でしょう。
 また、普及には経済的な動機が関わってきますから、保険率の低減や公的な補助を考える必要があるかもしれません。
 できれば、スタンドアロンな状態で自動運転するのではなく、ネットワークで互いの状態を確認出来る様にして連携した行動を取れるようにするべきでしょうが、インフラをどうするのかなどが問題になってくるでしょうね。

 そう言えば、LED照明に信号をのせてスマホに情報を送る研究がありましたが、それを応用して、ヘッドランプ、テールランプとカメラを利用して通信するのは出来るのではないでしょうか。
 たとえば、トラックがある程度近接すると“コンボイネットワークに接続しますか?”とのダイアログが表示され、承認すると“コンボイ”の車列でデータリンクがされて、ブレーキタイミングの同期などにより最小の燃料消費で自動運転されるようになる。
 こんな夢物語が実現するようになれば良いですね。

 それでは、今回はこのへんで。

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