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2014年8月9日土曜日

彗星とランデブー

 こんにちは、稲田商会です。

 ロマンですね。

そして彗星になる?探査機「ロゼッタ」が10年かけ、ランデブーに成功!(ガジェット通信)
(前略)
打ち上げから10年の時を経て、欧州の探査機「ロゼッタ」が探査目標のチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に到着した。太陽最接近に向けて活発になっていく彗星の姿を、これから1年にわたって間近から伝えてくれる。チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星は現在いて座方向約4億km彼方にある。明るさは20等級で手軽には見られない。
8月6日18時0分(日本時間)にロゼッタは6分26秒のエンジン噴射を開始し、噴射終了のシグナルが予定どおり18時28分に地上に届いた。幅約5kmの彗星とのランデブー軌道への移行に成功したとみられ、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の公式ツイッターでは18時30分に「ロゼッタは彗星に到着。軌道に入りました!」と投稿されている。ロゼッタはこれから10月にかけて軌道を細かく修正しながら、じょじょに彗星に接近していく。
日本の「すいせい」「さきがけ」を含む1986年のハレー彗星各国探査、NASAの「スターダスト」や「ディープインパクト」による彗星探査はすべてフライバイ(接近通過)観測だったが、彗星を追跡しながらの探査は史上初めてのことだ。
ロゼッタは、2015年8月の近日点通過まで活発化していく彗星の活動のようすを、すぐそばからつぶさに観測する。今年11月には子機「フィラエ」を彗星の表面に投下して、初の彗星着陸探査も行う予定だ。(アスロトアーツ)
(後略)

 「10年の歳月を宇宙空間でじっと過ごした後、彗星と今ランデブーしている」というのは、なかなかロマンがあります。
 10年の間に太陽風や宇宙線によって機能喪失したりする可能性があったことを考えると、地上でずっと待っていた人はどれほどの感慨だったのか想像が出来ません。

 10年先にのるかそるかわからない事に向かって投資するというのは、私は今までしたことは無いと思います。
 いい加減年を取ってきたのですから、落ち着いて自分のことでないことにも考えを巡らせるようにしたいです。

 それでは、今回はこのへんで。

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