その写真によって、あなたの居場所が漏れているかもしれません。
投稿した猫写真から漏れているプライヴァシー:ネットはあなたの居場所を知っている(wired.jp)
2014.7.25 FRI
ネット投稿された100万枚の猫写真のメタデータから、猫の居場所をマッピングする「I Know Where Your Cat Lives」。人々がウェブのあちこちにいかに多くの個人データを残しているかを浮き彫りにするプロジェクトだ。
(後略)
携帯で撮影された写真では、緯度経度の位置情報を埋め込んでいることがあるようですが、それを用いて猫の居場所を地図上に表示するもののようです。
が、猫が写真に撮られると言うことは、多くの場合その飼い主が撮影していると考えられることから、飼い主の位置情報の変化を記録していることになり、まさしく個人情報がだだ漏れの状態にあることになります。
記事から引用します。
引用、ここから。
(前略)
「I Know Where Your Cat Lives」(わたしはあなたの猫がどこにいるか知っている)は、一般の画像ホスティングサイトに投稿されるファイルのメタデータをもとに、猫の居場所をマッピングする実験だ。猫たちの現在地を表示する大規模な地図という形式を取っているこのプロジェクトは、ウェブのあちこちにわれわれが残している個人データがどんなに多いかを浮き彫りにすることを目的としている。
(中略)人々がネット上で無意識のうちに個人情報を流出させていることを示そうとするプロジェクトはほかにもある。「Please Rob Me」(どうぞ空き巣に入ってください)は、位置ベースでメッセージを表示する「Twitter」の検索機能を利用して、個人が自宅にいない可能性を教えるものだ。
引用、ここまで。(中略)さらに気がかりなのは、バーミンガム大学のチームがつくり上げたアルゴリズムだ。これは、蓄積された位置データを利用して、個人が24時間後にいるであろう場所を、誤差20mの範囲で予測できるという。
ベネッセの情報流出について、色々と批判が出ていますが、自身で流出させている情報についてはどのように考えられているのでしょうか。
身近にある情報端末は、受け取ることの他に発信の可能性も孕んでいると考える必要がありそうです。
もし私の使っている携帯、PCから情報が流れ出ているとしたら。
あまり考えると、夜眠れなくなりそうです。
それでは、今回はこのへんで。
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