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2014年6月29日日曜日

第一次世界大戦から1世紀後

 こんにちは、稲田商会です。

 とても昔のような、それほど古くもないような感じです。

第一次世界大戦の開戦をリアルタイムで伝えるTwitterアカウント(wired.jp)
2014.6.28 SAT
もしも100年前にTwitterがあったなら。第一次世界大戦の開戦から100年が経つが、その開戦をリアルタイムで追いかけるアカウントが開設されている。そのツイートは6月28日、サラエヴォで起きた事件から始まる。 
(後略)



 同記事から引用します。

引用、ここから。
(前略) 
英国政府では当時の外務省資料をもとに、6月28日から刻一刻と変わっていった世界情勢を、リアルタイムでツイートするTwitterアカウントが開設されている。
同アカウントを紹介する英国政府のブログ「History of government」のポストには、次のように記されている。

1914年6月28日日曜日。その日は穏やかな陽気で、ロンドン市民の多くは、午後のひとときを楽しんでいた。ただひとつの例外が、有事に備えるべく待機している外務省の駐在員だった。
サラエヴォの総領事から電信が届いたのは午後4時のこと。「今朝、王位継承者とその配偶者が、爆発物で暗殺された」。
それから2時間後、ウィーンの英国大使から詳報が入る。「爆弾は最初、市庁舎に向かう馬車に投じられた。その後宿舎に戻る途上で、若いセルビア人学生が拳銃で2人を撃った」。これが「7月危機」の始まりだ──。

6月28日午後4時は、日本時間では6月29日24時。おそらくそのときから、風雲急を告げる投稿は始まる。
引用、ここまで。

 本日の朝から100年前に、世界を巻き込む規模の戦争が始まっていったんですね。

 私の記憶にある世界は、次のように流れています。

1)冷戦の硬直し張り詰めた、しかしある意味変化の緩やかであった時代
2)冷戦の崩壊による緊張の緩和、対話の時代
3)世の中の動きが世界的な規模で連動するようになり、変化が著しく早く激しくなる時代
4)特定の勢力の力、主張が大きくなり、地域的な緊張感が徐々に高まっている時代

 ある意味、1世紀前の状況と似ているのかもしれません。

 私は世界規模の戦争はもう起こらないと考えますが、地域を限定した戦争とテロ行為を主体とする低強度の戦闘、IT技術上の戦争は起こり得ると考えます。
 災害対策の考え方の中に「戦争」を含める必要があるかもしれません。

 「1世紀前の古い戦争」の話としてではなく、「もしかしたら繰り返されるかもしれない混乱の時代」の話として、第一次世界大戦のことを考えてみるのもいいかもしれません。

 それでは、今回はこのへんで。

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