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2014年5月14日水曜日

認知症の行方不明者が増えているようです

 こんにちは、稲田商会です。

 ここ数日、NHKで認知症で徘徊し、そのまま行方不明になるケースが昨今増えている旨を連続して取り上げていました。
 それに対応する形で、行政の話が出てきました。

DNA型鑑定活用も 国家公安委員長 行方不明者対応で(東京新聞)
 古屋圭司国家公安委員長は十三日、閣議後の記者会見で、認知症が原因とみられる行方不明者への警察の対応について「最近の事例を参考にどのような取り組みが一番いいのか総合的に検討していきたい」と話した。 
(後略)



 同記事から引用します。

引用、ここから。
(前略) 
 古屋委員長は「積極的に行方不明者の発見、保護に努めることは警察の責務」とした上で、家族の了解を得た上でDNA型鑑定を活用することも選択肢の一つとの考えを示した。館林市では、認知症の女性の名前が間違って全国に手配されたことが判明している。
 警察庁によると、認知症が原因とみられる行方不明者の届け出は昨年、約一万三百人(暫定値)あった。
引用、ここまで。

 自身の身元を明らかに出来ない認知症の方にDNAによる鑑定を行うことは、速やかな問題解決として望ましいのではないでしょうか。
 あと、携帯のGPSによる位置情報の確認がもっと行われても良いと思っています。

 ただ、これらの問題は裏返すと、別の問題になってきます。
 例えば、認知症以外で本人が意図を持って身元を明らかにしない場合はどうするのか、は少し議論が必要と思います。
 携帯のGPSでの位置確認がストーカーによって用いられると大変なことになります。

 これらの兼ね合いをどう取るのか、難しい問題ですね。

 それでは、今回はこのへんで。

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