昨日の記事で書いたAccessのツールは少し前進しました。
ユーザーインターフェースって、どんな風に使うだろうかを想像している段階では、「あんなこともしたい、こんなこともしたい」と機能盛りだくさんに向かうんですが、ある程度形にしてテストをしてみると、「こんなにごちゃごちゃとしていると使いづらい」になることが多いですね。
形になって見ると「時間かけて作ったけれど、これがあると邪魔」ということが往々にしてあるので、ある程度イメージできた段階でモックアップでも作ってみるべきです。
今回は久し振りに作業をしたので、頭でっかちになっていました。
ただ、ある程度テストを繰り返すと慣れてしまい、自分ルールが固まって他の人に使いにくい自分専用になることもあるので、自戒しないといけません。
ほんと、ユーザーインターフェースって難しいです。
閑話休題。
NHKの関西ローカル番組である、“かんさい熱視線”という番組(総合テレビ 金曜 午後 7:30~ 7:55 再放送 月曜 午前11:05~11:30)があります。
番組情報>かんさい熱視線(NHK)
かんさい熱視線「高速道路 忍び寄る“危機”」 2014.03.07(Mediacrit)
3/7の放送は次のような内容でした。
以下、引用。
3月 7日(金)引用ここまで。
「高速道路 忍び寄る“危機”」物流の大動脈・高速道路。開通から50年余り、総延長は9千キロに及ぶ。
今、その大規模改修のために4兆円が必要となることがわかり、無料化が15年先送りされるという。
何が起きているのか、保守・点検の現場に密着。
急速に進む老朽化の実態が浮かび上がった。特に対策が必要なのは高架橋。
車両重量だけでない複雑な劣化のメカニズムもわかってきた。
最新鋭の機械を投入し、対策を進める現場から、高速道路のあり方を考える。
していた内容は、NEXCO西日本の管轄内で橋梁の劣化が進行しており、その原因は1960年代に海砂を使っていたため、床版内の鉄筋が腐食し、コンクリートが割れ剥落しているとのことでした。
映像として、
・橋梁上の舗装表面に損傷が認められて補修で剥ぐってみると橋梁床版にクラックが入っていた事例
・床版コンクリートが剥落し鉄筋の破断が生じている兵庫県内の橋梁の事例
が紹介されていました。
これだけ劣化した理由として、予算が維持補修に回されておらず、新規建設に向かっていたためとの表現を野村総合研究所の方がされていました。
調査方法として、従来は点検ハンマーによる近接目視であったのが、最近は赤外線カメラによる調査が行われるようになったことを伝えていました。
ただ、紹介していた赤外線調査は、赤外線カメラの撮影を日中に行っており、実際にそこまで温度差が出るのかなと感じました。
最近、NHKを通じて高速道路関係の問題がよく取り上げられているように感じられます。
それに伴い、世間の耳目が集まり、現状への対策の実施とより安全、安心な維持管理が求められるようになるのではと考えます。
関係者の方々には大仕事になるものと思いますが、事故等のなきよう安全に気をつけて頑張ってください。
それでは、今回はこのへんで。
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