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2014年3月27日木曜日

良心は脳の特定部位なのか

 こんにちは、稲田商会です。

 面白そうな記事です
人間の大脳に「良心」の中枢が存在(大紀元HP)
【大紀元日本3月27日】良心は一種の道徳観念と考えられているが、神経学者の研究で、人間の大脳には良心に影響する中枢が存在していることが分かった。
 英国オックスフォード大学の研究者は25人の被験者を対象に、大脳前頭葉の神経活動を磁気共鳴機能画像法(fMRI)で観察した。サルのスキャン結果と比べると、人間の大脳のこの部分は12の領域により構成されているのに対して、サルの同部分は11の領域により構成されている。サルよりひひとつ多いこの領域は、人間の良心に関係していると研究者たちは考えている。 
(後略)
以下、主観的な話なので、ご注意ください。




 いつも思うのですが、人間の思考や記憶は脳の電気刺激や化学物質によって形成されているものです。
 それは、ほんの少しの差で全く異なった思考、記憶になりうるものです。
 そんな頼りないものをもとにして、「私は○○であるはずである」「○○は××でなければならない」などと色々なものに“枠”を作り上げ、それに沿うように自身や周囲を押し込めようとするのは、大変愚かなことだと思います。
 量子論的に言えば、観察する対象と観察者があり観察することによって、両者の関係が確定し、観察者の中で認識が形成されるのであって、先に認識があって観察対象をそれに合せる訳ではないはずです。
 可能性の平原の中で観測される一筋の道を進むのみなのに、「こちらの方が正しい道だ」と脇へ逸れようとしても苦しいだけだと思います。
 生きるということは、受け取ったものを如何にするかであって、何を受け取りたいかを求めることは神でない身にとっては苦行以外の何物でもないと考えます。

 それでは、今回はこのへんで。

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