こんにちは、稲田商会です。
TPP交渉の話題がニュースで取り上げられています。
なかなか難しい状況のようですが、TPPは妥結するんでしょうか?
国の感情というと変ですが、国民の集合体である国にも世論の趨勢という形での行動指針があり、ある種の感情と言えると思います。
対中国への緊張が高まる状況の今、日本にとっての軍事的な裏付けはどうしても同盟国としてのアメリカを外すことはできません。
その意味で、アメリカの感情を損ねるのはあまり望ましくないと考えます。
今回TPPが妥結出来ないことで、アメリカの感情への影響度はどの程度になるのか判りませんが、プラスに作用することはないように思います。
私としては、せめて中国が国内的に不安定化し、日本への軍事的な緊張から国内へと目を向けざるを得ないようになるまでは、アメリカとの有効的な状況を保っていたいと考えます。
TPPはある程度は妥協しても結ばざるを得ないのではと思えます。
アメリカと中国間の感情は、良いのか悪いのか私には判りませんが、実利的な部分が多いのでそれなりに我慢できる関係なのではないかと考えます。
と、ふとニュースをみると、オバマ大統領がダライラマと会見し、アメリカを中国が強く非難しているようです。
これで大分中国のアメリカに向けた感情が悪化するでしょう。
アメリカ側での感情も悪化するかもしれません。
もっとアメリカと中国が揉めてくれた方が日本はやり易くなるのではとも思いますが、あまり期待するのも良くないですね。
国と国のようなどちらも自身にとっては正義が対立する構図は、どのように考えるべきか難しいですね。
それでは、今回はこのへんで。
0 件のコメント:
コメントを投稿