できるらしいですよ。
まばたき回数でニコチン依存体質診断 大阪大 (日本経済新聞)
2015/3/2 21:59
喫煙でニコチン依存症になりやすいかどうかを、まばたきの回数から推測できる可能性があることを大阪大の中野珠実准教授(神経科学)が突き止め、2日付の英科学誌電子版に発表した。依存になりにくい傾向がある遺伝子の型を持つ人は、持たない人に比べてまばたきの数が多かった。中野准教授は「診断の指標として利用できるかもしれない」と話す。中野准教授は、ニコチンと結合する脳の「ニコチン受容体」を作り出す遺伝子に着目。これまでに、日本人の半数近くは、この遺伝子の1カ所で通常の配列と違う塩基に置き換わっており、アジア人では置換があると依存症になりにくい傾向があることが報告されている。
(後略)
出典:日本経済新聞WEB刊
まばたきの回数でニコチン依存症への耐性が判定できるというのは、なかなか面白い着眼点ですね。
というか、どんな形で関連性があったのか興味があります。
たとえば、「外部刺激への耐性の高い低いが、光の刺激への耐性としてまばたき回数で表現されるのと化学物質への耐性としてニコチン依存症で表現されるのとで同様の傾向を示す」とかいうならとても面白い話なんですけれどね。
私は理学系なのでどのような理屈でそうなっているのかの方が興味ありますが、医学は関連性があったら一先ず有効なものとして使用するような考えをすると思えるので、工学的な考え方で「一先ず使ってから考えよう」になっているかもしれませんね。
元々の文献が見られるものなら、見てみたいものです。
それでは、今回はこのへんで。
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