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蔵王山微動、5番目の規模 2010年9月以降(読売新聞)
2014年11月21日
宮城・山形県境の蔵王山で19日夜に気象庁が観測したやや大きな火山性微動は、データを取り始めて以来、過去5番目の規模であることがわかった。気象庁仙台管区気象台は20日、地震計1台を増設して観測態勢を強化。「登山などで火口に近づく際には注意が必要。気象台などの情報を注視してほしい」と呼びかけている。同気象台によると、火山性微動は、地下のマグマやガスなどが移動することで発生する震動で、火山活動が活発な時に観測される。今月19日夜には午後9時50分頃からの約30分間で3回観測された。蔵王山で観測態勢が整った2010年9月以降、5番目の大きさだったという。ただ、地面の動きを調べる「衛星測位システム(GNSS)」では、大量のマグマの動きなどを示す異常な地殻変動が確認できないため、「直ちに噴火する切迫した状況ではないと思われる」としている。また、同気象台は20日、自衛隊ヘリで上空から火口湖「御釜おかま」の湖面を調べたが、火山活動との関連が指摘されている白い濁りは見られなかった。
(後略)
宮城ですから、どうしても東北の震災時の地盤変動による影響を考えてしまいます。
やっぱり、地盤内の応力状態は変化していると思うので、火道が従来と異なった場所に形成されやすくなっているのではないでしょうか。
「直ちに噴火する切迫した状況ではない」との判断ですが、「来るかもしれない」、「来たらこうするようにしよう」との心構えは必要だと思います。
世の中は均等にあることの方が珍しいですから、災害の多い時期というのが来ているのかもしれません。
次は我が身かもしれませんので、対策と心構えをしっかりしておくことが必要と思います。
それでは、今回はこのへんで。
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