タイトルが冗談でないところが面白いです。
NTT、競技場内のマイク1万本/1万チャンネルの音声を映像で集める可視光通信(INTERNETwatch)
(2014/6/2 20:05)
日本電信電話株式会社(NTT)は、競技場やライブイベントなどにおける超多チャンネルの収音を、LEDによる可視光通信で行う技術の研究・開発を行っている。1万本(1万チャンネル)以上のマイクによる大規模なマイクアレーを、配線や電波の帯域に制約されずに実現するのが目的。NTTコミュニケーション科学基礎研究所が6月5日・6日にNTT京阪奈ビル(京都府相楽郡精華町)で開催する一般公開イベント「オープンハウス2014」で展示する。会場に多数のマイクを設置し、臨場感のある指向性のある音声を数百チャンネル規模で取得する方法はすでに導入されているというが、これを数千~1万チャンネル規模で行うとなると、ケーブルの配線や電波の帯域の制約が出てくる。これに対してNTTが研究・開発している技術では、マイクで拾った音声データの伝送経路として可視光通信を使うことで将来の超多チャンネル化の見通しが得られたという。
(後略)
話としては、2点に分かれます。
一つは、競技場やライブイベントなど広くて音が場所によって大きく変わるような場合にマイクをアレイとして配置し、複数のマイク音声を収集することで任意地点の音場を復元出来る技術が出来たこと。
もう一つは、マイクアレイを設置するのに、多数のマイクを同時に記録する必要があるため、配線したり、無線電波で飛ばしたりするのでは限界があるので、LEDの発光による可視光通信を高速度高解像度カメラで撮影して画像解析に掛けた方が楽なんじゃないかとの考えになったこと。
必要に迫られたために出てきたアイデアとは言え、凄いことを考えるものだと思います。
マイクアレイの方も興味深いですが、可視光通信による音声伝達は本当に面白そうですね。
今後、どんな発展をするんでしょうか。
わくわくしますね。
それでは、今回はこのへんで。
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