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2014年5月30日金曜日

だいちで魚を釣る

 こんにちは、稲田商会です。

 衛星の情報を活用するようです。

宇宙ビッグデータで魚を釣る方法(日経ビジネス)
 5月24日の正午過ぎ、三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は国産ロケット「H2A」24号機の打ち上げに成功し、搭載した陸域観測技術衛星「ALOS-2」を高度630キロメートルの軌道に投入した。「だいち2号」の愛称で呼ばれる新しい人工衛星は2011年に運用を終えた「だいち1号」の後継機となる。レーダーで地上の変化を観測し、災害時の地形変化や森林伐採の進行など自然の変化を観測する役割を果たす。 
(中略)
 社団法人漁業情報サービスセンター(JAFIC)では海況や気象情報を有償で配信する「エビスくん」というサービスを漁業関係者に有償で提供している。海上の漁船に搭載したパソコンに向けて情報を配信する仕組みだ。2009年のサービス開始から3年ほどは50隻ほどしか利用していなかった。しずくの運用開始で水温図が高精度化したことなどによって「いまでは利用者が600隻超まで増えた」(JAFIC情報企画プロジェクトチームの高橋浩二氏)。
 宇宙から人工衛星がレーダーで観測した地上の情報は、雲など天候に左右されず精度の高い情報を集めることができる。リアルタイムで集まる情報が無償で提供されれば、新しいビジネスのアイデアを思いつく民間企業は大幅に増えるだろう。JAXAでは2013年に、人工衛星が観測する膨大なデータを活用したビジネスのアイデアを競う大会を初めて開いた。大学や企業の研究機関から応募があり、しずくのデータを活用した地球上の雨量地図などのサービスが提案された。 
(後略)



 記事の中では、荒いデータは無償で提供する可能性が出てきていますので、そのうち個人で衛星データを利用するような状況になるかもしれませんね。

 上の記事とは関係無いのですが、「だいち」つながりで。

被災地見続けた「だいち」に奇跡、電源失うも返信(TBS)
 先週打ち上げられた観測衛星「だいち2号」に任務を引き継いだ「だいち」ですが、東日本大震災では大きな役割を果たしました。そして、電池の寿命が尽きるとき、信じがたいドラマが待っていました。 
(後略)

 詳細はリンク先でご覧下さい。

 それにしても、日本人は機械に対して擬人化しすぎだと思います。
 八百万の神がいるにしても、衛星にも人格があるように考えるのはどうなんでしょう。
 でも、こうゆう話、私は嫌いではありません。(年のせいか涙腺が緩んでしまいます。)

  それでは、今回はこのへんで。

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