こんにちは、稲田商会です。
先日、鳥羽水族館のダイオウグソクムシNo.1が死んだことを投稿しました。
ダイオウグソクムシが死んだそうです
その後、鳥羽水族館では死因などを確認するためNo.1を解剖したことが飼育日記ブログに掲載されています。
ダイオウグソクムシ№1の解剖(画像注意)
(ダイオウグソクムシの解剖写真があるので、閲覧する方は注意してください)
それによると、体重の減少もなく(1040g→1060gへ増加)、消化管の炎症なども見られないことから餓死ではないのではないかとの推測がされています。
ただ、消化管の中が真菌を含む液体で満たされていたことから、その真菌について調査するとのことでした。
ブログの中で興味深いと思ったのは、解剖するときに出たダイオウグソクムシの体液が当初無色透明のサラサラしたものだったのが、時間経過とより青紫色でゼリー状に硬化したとの記述です。
硬化した体液の写真は、それこそ「エイリアン」から出る体液のイメージにピッタリです。
うーん、さすがはダイオウグソクムシ。
真菌との共生関係で“食事をしなくても大丈夫”とでもなれば、絶食6年目突入の謎も解けますが、私としてはダイオウグソクムシにはさらなる謎があってほしいと思います。
いまダイオウグソクムシNo.1は冷凍保存されているとのこと。
No.1さん、謎解明のため、もう少しの間お願いします。
それでは、今回はこのへんで。
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