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2014年1月15日水曜日

オフィスにある情報機器の概要

 こんばんわ、稲田商会です。

 サーバの設定等を書いていきたいとしていますが、まずオフィスにある情報機器について整理してみたいと思います。

 オフィスにある情報機器などとして思い浮かぶものをあげてみます。

  • 社員用の個人PC
  • ファイルサーバ(NAS)
  • (ブロードバンド)ルータ
  • 複合機(コピー、スキャン、プリンタ、ファクシミリ)
  • スイッチングハブ
 ここまでは、ほぼどのオフィスにもあるでしょうか。
 その他に思いつくものとして次のものがあります。
  • サーバ(Web、メール、DB、アプリケーション)
  • UPS(無停電電源装置)
  • 無線アクセスポイント
 こんなところでしょうか。
 以下、各項目について私の意見などを記していきます。

社員用の個人PC:

 特にありませんが、ウイルス対策ソフトは必ず入れるようにしましょう。

ファイルサーバ(NAS):

 私はLinuxOSのNASでも良いと思いますが、WindowsServerなどのOSを入れたサーバをファイルサーバとするのが速いようです。
 ポイントとしては、“HDDの故障は必ずある”と考えてミラーリングやRAID5、RAID6などが掛かる構成にすることと、保存データの増加量などから何年で満杯になるのかを考えておくことです。
 それから、保存データのバックアップについては別途検討してください。
 私は、RAIDのような“単一の筐体に納められたHDD群間での情報の冗長性”だけでは十分なバックアップとは言えないと考えます。
 企業であればBCP(事業継続計画)を考えられていると思いますが、“単一筐体内の冗長性”は火事による焼失、停電によるデータ欠損、盗難などに対しては全く意味を為しません。
 例えば、「DVDにこまめに焼いてメディアを金庫に保管する」などを検討する必要があります。
 あと、UPSを接続するべきです。(UPSの項で詳しく説明します。)

(ブロードバンド)ルータ:

 前の会社では、ルータはルータ本来の「インターネットへ接続するための装置」としてだけではなく、ファイアウォールすなわち「外部からの不要な接続を遮断する装置」として考えていました。
 ルータ本来の機能は、プロバイダから送られた設定を入れればよく、個人PCからネットが見えることで確認できますが、ファイアウォールとしての機能はLAN内の状況や外部からのアクセスなどを考えて設定する必要があります。
 私はYAMAHAのルータを設定したのみで他社のルータは判りませんが、ファイアウォール機能やTELNETログインなどの設定を色々悩んで決めていました。
 もし、ルータのファイアウォール機能を確認されていないなら、出来るだけ速やかに確認されることをお薦めします。

複合機(コピー、スキャン、プリンタ、ファクシミリ):

 昔はコピー機と呼んでいましたが、最近は複合機の呼び方が相応しいと思います。
 私は、スキャンとプリンタとしてのみ使用していました。
 ファクシミリとして使用されている場合、ファクシミリの内容をファイルサーバ等の外部に保存する機能を設定することをお薦めします。
 良くあることですが、「ファクシミリが届いたものの他の人がコピーと一緒に持って行ってしまい行方不明になった」「(印刷した紙が無いので)ファクシミリが届いたかどうかが判らない」などの問題の対処方法となります。
 その他に、ファクシミリが届いたらメールを送る機能を設定しておけば、届いたことが直ぐに判るようになり望ましいと考えます。

 文章が長くなったので、続きは改めて投稿します。

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